子供を”バイリンガル”にしたければ、こう育てなさい!

本書は留学の権威といわれている留学カウンセラーの栄陽子さん著です

多くの親が子供を英語が出来る子に、バイリンガルしたい、として英会話に習わせたり英語の勉強をさせたり涙ぐましい努力をしています

そんな中で、著者の経験に基づき、こんな方法を試して見たら、とういことを紹介しています

英語学習に興味ある親、特に小さいお子さんを持つ方には役に立つはずです

要点ポイント、学んだこと

「世界で活躍できる人物にしたい」なら発音にこだわる必要はなく、「何を伝えることができるか」、すなわち教養を高めることの方が、よほど重要

”バイリンガル”の条件は「英語脳」であり、英語脳とは、日本語で話すときは頭の中も日本語、英語で話すときは頭の中も英語と、使う言葉によって頭の中で考える言葉も変わること

英語を勉強としてではなく、楽しむように家庭でも取り入れる

英語を特別のものするのではなく、「暮らしの中に普通にあるもの」にする

ボタンを押すと英語の音声が流れる絵本やおもちゃは素晴らしいアイテム

映画は会話を耳に入れる最強の教材であり、ディズニーアニメがおすすめ

映画は子供が遊んでいる横で流しっぱなしにしたりするくらいでいい

おすすめ映画・初級:映画を見ることに慣れていない時期

  • アナと雪の女王
  • カーズ
  • シャーロットのおくりもの
  • チャーリーとチョコレート工場
  • トイ・ストーリー
  • ヒックとドラゴン
  • ファインディング・ニモ

中級:慣れてきた時期

  • ウォーリー
  • オズの魔法使い
  • 奇跡の旅
  • 白雪姫
  • ダンボ
  • ホーム・アローン
  • マイ・フェア・レディ

上級:英語が少しわかり、最後まで見られるようになった時期

  • アニー
  • E・T
  • グーニーズ
  • スタンドバイミー
  • ゴーストバスターズ
  • フリー・ウィリー
  • ロジャー・ラビット

パソコンの設定を英語にしてインターネットで文字を読む、YouTube kidsを活用する

幼いうちから英語に慣れて、勉強として学ぶときに違和感や苦手意識が少なくなる

平常心で英語を使えるようになるために「外国人慣れ」が必要不可欠

外国人慣れする具体的な方法

  • ホームビジット NAGOMI VISIT
  • 自宅で料理を教えてくれる外国人を探す tadaku
  • 飲食を共にする外国人とのマッチング Huber
  • イベントに参加する meetup
  • 国際交流イベントに参加
  • ホストファミリーになる
  • AFS日本協会、日本国際交流振興会、アユサインターナショナル、日本国際生活体験協会
  • サマーキャンプ

バイリンガルが我が子に教えたい言語はまずは日本語

「世界で難しい部類の日本語が自然に身につく環境にいるのにわざわざ英語を選ぶ意味が分からない。日本語ができるようになってから英語を学べばいいたら思う。」

親として忘れて欲しくないこと

  1. 母語である日本語はおろそかにしない
  2. 諦めない 幼い頃に染み込んだ英語はそのまま脳の奥で眠り続ける
  3. 見極める力 無理強いにせず個性をみる

バイリンガルになる最短の道は留学

高校まで日本でしっかり勉強して大学で留学させる

まとめ

著者は多くの留学支援を得てバイリンガルを見てきて、その経験からバイリンガルになる、さらに世界に活躍できる人材への考えを述べています

幼い頃から英語に触れる環境を身近に作り、英語を楽しく耳に馴染ませる

そして高校まで日本語を中心にしっかり学び、大学は海外に進学し英語だけでなく国際感覚も身につける

これから子育てをする上で役に立てればと思います

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