本書は精神科医であり樺沢紫苑さん著です
筆者はインプットよりもアウトプットするこの重要性を説いており、知識をいれたらアウトプットすることによって知識が長期記憶として定着するのです
たくさん情報を入れてもすぐ忘れてしまうことが多く、実践できていない人にはオススメです
要点ポイント
アウトプットの基本原則
- 2週間に3回使った情報は長期記憶される
- インプットとアウトプットの黄金比は3:7
- インプットとアウトプットを繰り返す
- アウトプットの結果を見直しフィードバックする
伝わる話し方
- ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる
- 内容に自信がなくても笑顔で堂々と発言しよう
- よくない事実を伝える場合はまず「いい点」を伝えてから
- 会議などでは質問を考えながら聞くようにする
- 断る時は自分のルール優先ではっきり断る
- いい行動は積極的に褒める、良かったことを具体的に褒める
- 怒るのは自分のため、叱るのは相手のため
- 説明する時は、堂々した態度で結論から、裏付けをプラス
- 営業する時は、売り込むのではなく価値を伝える、価値>価格なら売れる
能力は引き出す書き方
- 素晴らしい体験は脳より紙に焼き付けよう
- 空いた時間はスマホをやめてボーとする時間にする
- 気が付いたことはすぐにメモする
- なにもしていない時間にヒラメキが起こりやすい
- 思考の軌跡は1冊のノートに全て残す
- いつか引用できるようにネタを集めておく
- 目標は脳裏に焼き付け、世間に公表
- 暗記3:問題7が勉強の黄金比
結果を出す人の行動力
- 何かを習得したければ人に説明できるレベルを目指す
- 決断する場合はワクワクする方を5秒で選ぶ
- 15分のアウトプット時間を設ける
アウトプット力を高める7つのトレーニング方法
- 日記を書く:楽しかったこと、ポジティブに幸せ日記を書く
- 健康について記録する:体重、気分、睡眠時間
- 読書感想文を書く
- 情報発信する
- SNSに書く
- ブログを書く
- 趣味について書く
実践ポイント
インプットしたらアウトプットする習慣を作る
情報発信を毎日少しでも続けて習慣化する
定期的にフィードバックする
まとめ
多くの人がインプットばかりでアウトプットすることが少ないのではないでしょうか
実際、私も多くの情報に触れますが、記憶に残ることはほとんどなく数日たったら忘れてしまっています
本書にはアウトプットの方法が具体的に記されており、情報量がとても多いので、それぞれの人にあった箇所を取り入れてみるのがオススメだと感じます
定期的にパラパラと見直しても得るものがあるでしょう
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