池江璃花子選手のインタビュー記事を読みましてとても感動したので紹介しようと思います
この記事では白血病発覚から治療中の思いについて語っており発言の一部をまとめました
まず白血病を公表した時のSNSで
「私自身、今だに信じられず、混乱している状況です」
ととてもショックを受けたこと感じます
しかし同時に、公表したSNSの文面の中に
「しっかり治療すれば完治する病気でもあります」
と語っており、混乱している気持ちを努めて鎮めて、専門家の説明をしっかり聞いて状況を理解していることがわかります
さらに、過酷な入院治療中に不安に思ったときに後押ししたのは、湧き上がった前向きな気持ちでした
「自分がどうなりたいのかを頭の中で考えて、それに向けて行動していくことによって、自分の免疫力も上がっていくという感覚がありました。もちろん、人それぞれだと思いますが、自分の気持ちや行動次第で変わっていくのだなと思います」
とてもつらい状況でも前を向くことの重要さがわかります
さらに、この記事では目標を持つことの大切さを記載してあります
退院して半年経ったころのインタビューで
「白血病と分かった時に最初に湧き上がった思いは何ですか?」と聞かれ
「必ずスイマーとして戻ってくる。そう思いました。」
18歳にしてなんて強い人なのかと感心したそうです
必ず復活するという長期目標が何度も苦しみの淵から立ち上がらせるパワーとなっていたようです
さらに短期目標も持っていました
抗がん剤投与中により過酷な治療が続いていた時期に立てた目標で
「思っていたより数百倍、数千倍しんどい。でも、体調が悪くてもずっとトイレに引きこもりのような日も『大丈夫、いつか終わる。』と自分に言い聞かせて、負けてたまるかという気持ちで闘っていました。」
その言葉から、この期間を乗り越えれば楽になる日は来る、その時まで耐えるという短期目標を持っていたことがわかります
目標があると努力できる。成長できる。頑張れる。目標は自分を助けてくれるものである。
そういったことを改めて気づかせてくれる記事でした
その後、目標に掲げていたパリ五輪ではなく一気に東京五輪の代表になった池江選手
五輪代表選考会の数日後、日の丸をジャージを来て会見にのぞみます
「まさか今年、このジャージを着られるとは思っていませんでした。ものすごく嬉しいです。やっとこの代表に戻ってくることができてよかったという気持ちもあります。」
これまでの経緯を見て応援したくならない人はいないでしょう
また専門家の方もこう語っています
「白血病からのアスリートの復活はすごいとしか言いようがありません。
骨髄移植による白血病治療は想像を絶する苦しさを伴います。移植する前に1週間にわたって、人体が耐えうる最大量の抗がん剤を投与して徹底的に骨髄を破壊する必要があるからです。その間、極度の倦怠感、下痢や嘔吐といった症状に襲われます。1週間これを耐え抜いて移植を終えると、2-3週間たった後から免疫反応が起こり、39度を超える高熱が続いてしまいます。ここまで説明すれば、患者さんでなくてもつらさは十分に理解できるはずです。」
と語っています
18〜19歳でこれだけの治療に耐え復活を遂げて池江選手はどれほどの努力をしたのでしょう
私たちにも日々に感謝し1日1日を大切にしなくてはならないと感じます
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