著者の廣津留真里さんは大分県で英語塾を開いており、子育てに関してテレビでも取りげられたことがある方です
娘のすみれさんが18年間塾なし、留学なし、小中高は地方公立校からハーバード現役合格したことで話題となりました
子育てに関して興味のある方、特に英語教育に力を入れたい方は参考になります
要点ポイント
・生活編
子育てのミッションを決める:「明るく元気に」など あるがままを認め、褒め、愛情を注いで自己肯定感を高める
失敗を恐れない子になる:失敗を認め無償の愛で見守る、肉体的に危険がなさそうならチャレンジする
広いリビングで伸び伸び勉強させる:勉強机も不要、本棚をベストポジションに置く、いろんな種類の本をおいて置く
・学習編
勉強以外の勉強を学ばせる:課外活動に力を入れて収納boxを用意し形を残して置く、子供のポートフォリオを作っておく
あらゆる体験をさせて才能や頭脳を引き出すのが親の役目:子供の得意なことをブルーオーシャンから探すとアワードが取りやすい
小4までは親も一緒に勉強する:横に一緒に座って勉強する、テストで試すようなことはしない、得意なことを伸ばす
・英語編
まずはリーディング、ライティング:単語の蓄積で英語力が決まる
英語の家庭教育メソッド
1日10分「絵本7分+英単語の暗記3分」✖️平日5日
- リーディングの教材は音声データ付きの絵本を声に出しながら読む
- 並行して英検用の単語帳で英単語を暗記
- 親が隣にいて徹底的に褒める
- 小学生以上になれば毎週1本英作文を書いて、それを暗記して発表する
ハーバード生の論理力を鍛えた家庭での習慣とは?
- 「子供の頃から、家庭でよくディスカッションをしていた」
- 夕食時などにテーマを決めて家族でトークする
- できるだけ子供にたくさん話させる
まとめ
これからの教育を担うのは家庭であり、いかにグローバルで輝ける人材になるかが重要なのだと感じます
5教科の偏差値にこだわるのではなく、アートや音楽、ボランティアなど課外授業も大切なのですが日本ではまだいい大学に入ることが優先されているのが現状かと思います
親は子供のロールモデルになるため、親が子供と共に新しいことを学びチャレンジし、時には失敗しながら成長していくことが家庭教育につながるはずです
教育について考えさせる本でした
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